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『係長のマル秘趣味』
ｶｶﾘﾁｮｳﾉﾏﾙﾋｼｭﾐ
・みどころ
抱こう、と岡田は決心した。猫の目の前の鰹節をぶらさげられたようなものである。こうなったら、食いつくほかはない。どうやって逃げるかは、食ったあとで考えればいい。岡田は奈美江のうしろから部屋に入った。女の匂いがこもっていた。男にとっては何ともなまめかしい匂いである。奈美江は体を投げだして、されるがままになっている。奈美江は酔ったといっているが、口でいうほど酔ってはいない、と岡田は睨んでいた。出世の階段をかけ登る野望にみちた男のＯＬ攻略大作戦！ 続を読む...
・原作：豊田行二
・出版：双葉社
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(c)双葉社係長のマル秘趣味
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